先日、「間違ったアファメーションの危険性」についてお話しさせて頂きました。
その話の中で、間違ったアファメーションは、自分自身の心の可動域を狭くする、身を滅ぼす自己プログラミングになってしまう可能性がある、ということをお話させていただきました。
この状況は、「自分がやったことが自分に返って来る」という状態。
まさに因果応報の状態なんですね。
なので、今回は、因果応報(カルマの法則)について、私なりの解釈をお話させていただきたいと思います。
目次
因果応報(カルマの法則)と無意識の引き寄せ
因果応報とは、ネットで調べてもわかるように、「自分のやったことは、すべて自分に返ってくる」という意味で使われます。
これは、昔ながらの考え方でもあるように、本当に自分のやったことがブーメランのように返ってくることがあります。
それは、「悪いことをするとバチが当たる」とか、「悪いやつには神様が天罰を下す」というようなことではなく、自分がやったことが返ってくる原理原則があると、私は考えています。
人の心の状態にヒントが隠されている
以前の動画でもお伝えしているのですが、
自分の無意識レベルに蓄積しているデータによって、目に見えないエネルギー状態が決まり、
そのエネルギー状態によっては運気が悪くなってしまったり、
望ましくないことが現実的に引き寄せられます。
そして、その無意識レベルに蓄積されるデータは、表層意識で発した意識が、どんどん無意識レベルに蓄積されていくということもお伝えしました。
そして、表層意識が発する意識の原点は「心」。
実は、心の状態に因果応報(カルマの法則)のヒントが隠されています。
潜在意識の中に蓄積しているデータのパターン
無意識の中には、
- 潜在意識
- 細胞の意識
- DNAの意識
- 未来の意識
があるということを以前にもお伝えさせて頂きました。
その中で、潜在意識レベルに蓄積しているデータでの出来事で例えると、お金を稼ごうとしても、なかなかうまくいかない「お金のブロック」。
このブロックを作った原因を探っていくと、例えば、
過去のどこかで表層意識が「もうお金を稼ぐのは疲れた…」とか、「お金は汚いもの…」とか「お金が争いを生んでしまう!」と強く思っていたという事例があります。
その強い思いが、無意識レベルの中に残っていて、自分自身の身を滅ぼすプログラミングになっているんですね。
これも、因果関係がしっかりとある一種のカルマの法則です。
細胞レベルに蓄積しているデータのパターン
そして、細胞レベルに蓄積しているデータでの出来事で言うと、食べ物アレルギーがひどかったお客様の事例があります。
例えば過去に「このまま生きている意味なんか無い。早く死にたい」という強い思いを持ったとします。
その意識が、胃の細胞レベルに蓄積されたとします。
すると、その胃の細胞は「生きたくない」という意思を持ち始めます。
そして生きるための食べ物が胃の中に入ってきたときに、胃が食べ物に対して反発をし始めます。
それが原因で、ひどい食べ物アレルギーとなっていたお客様もおられます。
これも、原因と結果、因果関係がしっかりとある一種のカルマの法則です。
DNAのレベルに蓄積しているデータのパターン
そしてDNAのレベルに蓄積しているデータでの出来事で言うと、おじいちゃんや、お父さん、そして自分にも似たようなことが起こる、家系に代々続く負の連鎖。
この負の連鎖の解決方法は、DNAのデータを用いておこなうのですが、原因を見つけていくとわかるのは、ご先祖の誰かの心が発した意識が原因で、後世まで受け継ぐ負の連鎖を引き起こしていることがあります。
例えば、ご先祖の誰かが、誰かに対して心の闇の方の意識(例えば、自分の欲を満たすための意識)で攻撃をしてしまったとします。
すると、相手も「報復をする!」という強い欲を持ってしまうため、その自己欲を満たすための、心の闇の方の意識で仕返しをします。
お互いの中での正義はあるのですが、これは【闇の意識】と【闇の意識】のぶつかり合い。
なので、このエネルギーのぶつかり合いがDNAの意識の中にずっと蓄積されていて、ご先祖が起した意識のぶつかり合いを子孫が引き継いでしまうのです。
これも、結果に対しての原因がしっかりとある、一種のカルマの法則です。
自分の未来に蓄積されているデータのパターン
そして、自分の強い思いで作った未来に蓄積されているデータでの出来事で言うと、過去に過剰な期待や理想によって「顔が良くて、収入が高い人と結婚する!」という未来の自分を作っていたとします。
ですが人生の流れの中にはいろんな出会いがあります。
その中で、心が光の状態が保てていて心身ともに健康的な人とお付き合いすることがあった時、お付き合いを続けて行く中で、どこかモヤモヤ納得いかない状態が続いたりします。
「心は綺麗なんだけど、顔が違う、収入も理想より低い」という思いがふつふつと湧き上がってきたりします。
その感覚が大きくなってしまうと、結果的にその人とお別れをして、不足している欲求を満たすように、心の闇が多少大きくても、顔が良くて、収入が高い人を探し求めてしまいます。
これも、因果関係がしっかりとある一種のカルマの法則です。
目の前や、自分の中を良く見つめることが大切
つまり、すべては心の状態が原因で、望ましいことも、望ましくないことも、自分が無意識レベルで引き寄せていることが起きています。
なので、バチが当たるとか、天罰が下るというのは、宗教的にそういう言われ方をしたのかもしれませんが、実際はいろんな意識が自分に蓄積されて起こる現象なのです。
すべてに原因があり、その原因に気づき、その原因をしっかり解消することで、望ましくない出来事を引き寄せなくすることができます。
なので、みなさんも、何か繰り返す不運が続く方は、結果が起こる目の前の現実にそのヒントが落ちているかもしれませんので、注意深く目の前を見つめてみてください。
人間関係と鏡の法則
目の前の出来事といえば、自分の身に降りかかる人間関係のトラブルは、「相手は自分の心を投影する写し鏡だ」ということがよく言われます。
次回は、ちまたでよく言われている「鏡の法則」について、私なりの解釈をお話してみたいと思います。
今回の記事は、動画でもお話させて頂いています↓